こんにちは。代表の今井絵理です。
今日は手作り絵本 ERICCO BOOK にまつわるエピソードを一つご紹介します。
先日の FKDの催事のときに、
ある一人の男性の方が、
立ち止まってERICCO BOOKの作品を
パラパラ見てくださっていたので、
お声をかけてみました。
いつものように、
ERICCO BOOK の説明をしようとしたら...
「私も作ったんですよ、この絵本」
と仰いました。
(あぁ、絵本を作られる趣味をお持ちなのかな、素敵だな)
と思い、
「素敵なご趣味ですね!どんな絵本を作られたんですか^^?」
と尋ねてみると、
「これと同じ「たからもの」です。1年前に宇都宮美術館で買って、
作って、孫の誕生日にあげましたよ」
とおっしゃるではありませんか!!
「えーーー!!😳」
と、もう、驚きまくりました!
5年前に私たちが
我が子のために(自分たち自身のために)
絵本を作って子どもに贈ったことで、
子どもも、自分自身も、
ものすごく幸福度💕が上がった経験から、
それを他の人たちにもお裾分けできたら✨
という思いで、
ERICCO BOOK を商品化し、
絵本キットを作ったのですが、
その商品が、
私たちのまったく知らないところで、
ひっそりと、
誰かの役に立ってくれていたことを
ひょんなことから
知ることができて、
驚きと感動をいただいたのでした✨
(その方の作られた「たからもの」のお写真を見せていただくことができました)
手作り絵本は、完成した瞬間から、
ゆっくりと発酵を始めます。
私自身、
初めて絵本「たからもの」を作ってから4年が経ちますが、
当時5歳と2歳の息子たちの
何気ない「今」や
当時の私自身の想いを
絵本という世界の中に落とし込んでおくことができて
本当によかったと感じています。
そして、それは
時が経てば経つほどに熟成し、
より価値を実感するのだろうな、ということも感じています。
息子たちが人生の壁にぶち当たった時。
息子たちが結婚する時。
息子たちが親となり、その子どもが2歳や5歳になるとき。
そして、私がこの世を去る時。
私の「愛した記録」が、
私の手仕事による「絵本」という形で
彼らの手元に残る、というのは
何ものにも変えられない価値となるはずです。
ERICCO BOOK の
「人生の節目に絵本を作る」というビジョンが
文化になったら、
その文化を取り入れた人の幸福度を
ほんの1mmでも、あげることができるだろうな、と
ますます確信しています。
そして、
このERICCO BOOK の良さに共感してくれた
オーガナイザーたちのおかげで、
今もどこかで
誰かのための絵本作りが進んでいます。
絵本作りに伴走する
いつもあたたかく、心をほっこりさせてくれます。
手作り絵本は、
誰かの幸福度を必ず上げます。
絵本を受け取る人かもしれないし、
作った本人かもしれない。
発酵する絵本は時間差でいろんな人の幸せに寄与する絵本となるでしょう。
これからも、オーガナイザーたちと共に、
これを「良い」と思ってくれる方お一人お一人に届けていきます✨
このブログにも、たくさんの絵本作品事例が載っています。
どれも、本当にまごころこもった素晴らしい絵本です。
お時間ある時にぜひご覧になってみてください。
●作品事例「たからもの」↓●
●作品事例「いろいろせかい」↓●
●作品事例オリジナル作品●
●作品事例「あしあと」↓●
今日は、ERICCO BOOK について久しぶりに語ってみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
カラペハリエ by
NPO法人みんなちがうからおもしろい
代表理事 今井絵理